皆さんこんにちは。
埼玉県深谷市を拠点に、電気設備工事をメインに手掛けている有限会社 サンワ電気です。
私たちの日常生活で何気なく使っている照明。水銀灯や蛍光灯、LEDなど、現在では沢山の種類が生産・販売されています。その中の水銀灯や蛍光灯が、生産終了になるというニュースが飛び込んできました。
その理由にはエネルギー効率の問題や環境への配慮がありますが、詳しく見ていきましょう。
■照明の歴史と現状
昔は白熱灯が主流でしたが、エネルギー効率が低いため、蛍光灯や水銀灯が次第に普及してきました。特に工場やオフィスなどの広い空間では、水銀灯が多く使われてきました。しかし、これらの照明はエネルギーを多く消費し、寿命も短い為、LED照明に交換する動きが加速しています。
■水銀灯や蛍光灯の生産はなぜ終了になるの？
なぜ突然、これらの照明が生産終了になるのでしょうか。
水銀灯や蛍光灯の生産が終了になる理由には、環境規制や技術の進化など、いくつかの要因が関連しています。
1. 環境規制
水銀の使用に対する規制： 水銀は強い毒性を持つ有害物質であり、水銀灯や蛍光灯には水銀が使用されています。多くの国や地域で水銀の使用や廃棄に関する厳しい規制が導入されており、これが生産終了の大きな要因となっています。例えば、欧州連合では「RoHS指令」（有害物質使用制限指令）や「水銀に関する水俣条約」といった規制が導入されています。
2. エネルギー効率
エネルギー効率の低さ： 水銀灯や蛍光灯は、LED（発光ダイオード）などの新しい技術に比べるとエネルギー効率が劣ります。エネルギー消費量が多く、温暖化対策を進める上で、不適切とされることが多いです。LEDは少ないエネルギーで高い明るさを得ることができるため、電力消費の削減に寄与します。
3. 技術の進化
新しい照明技術の登場： LEDなどの新世代の照明技術は、長寿命、高エネルギー効率、低メンテナンスコストといった利点があります。これが既存の水銀灯や蛍光灯の置き換えを促進しています。企業もより効率的で環境に優しい技術の開発と導入に注力しています。
4. コスト効率
運用コストの低減： LED照明は初期コストは高いものの、長寿命であるため、交換頻度が少なく、結果として運用コストを低減することができます。また、エネルギー消費量も少ないため、電気料金の削減にもつながります。
5. 規制の一部例
日本の規制： 日本では、2021年の段階で水銀を含む製品の製造や輸入が禁止されました（蛍光灯についても段階的に規制の対象となっています）。
この規制を受けて、パナソニック株式会社は 2020年6月末に水銀灯の製造を終了。その他のメーカーもぞくぞくと製造を終了しています。
国際規制： 国際的にも水俣条約が発効し、水銀の生産・輸出入・使用が取り締まられています。これにより、多くの国で水銀を含む製品の生産が禁じられています。
■水銀灯・蛍光灯の代わりに、LED照明が選ばれる理由
水銀灯・蛍光灯の代わりにLED照明に交換をする人が増えています。
LED照明にすると、どのように変わるのでしょうか。
・エネルギー効率とコスト削減
LED照明は、今までの白熱灯や蛍光灯に比べて、非常にエネルギー効率が高いです。つまり、同じ明るさを保ちながら、消費電力が少ないのです。そのため、電気代の節約にもなります。
・長寿命とメンテナンスの低減
LEDは寿命が非常に長いため、一度設置すれば、長期間にわたり交換の手間やメンテナンスが不要です。これも大きなメリットの一つです。
・環境への優しさと持続可能性
LEDは有害物質を含まず、リサイクルも容易です。また、エネルギー効率が高いことから、CO2排出量の削減にも貢献します。これにより、私たちの地球環境を守る手助けともなります。
■水銀灯・蛍光灯からLED照明に買い替える時のポイント
・初期投資とランニングコストの比較
LEDへの買い替えは初期投資が高いというイメージがあるかもしれませんが、長期的なランニングコストを考えると、トータルでのコスト削減が期待できます。
・適切なLED照明の選び方
LED照明には様々な種類がありますので、自分の使い方や設置場所に最適なものを選びましょう。明るさや色温度、取り付け方法などを確認することが重要です。
・設置方法と注意点
初めてLED照明を使う際には、設置方法や注意点をしっかりと理解しましょう。専門家に相談するのも一つの方法です。
有限会社サンワ電気では、年間を通して、LED照明の交換工事を行っていますので、お気軽にご相談下さい。
■水銀灯・蛍光灯からLED照明に交換をお考えの方は、埼玉県深谷市の有限会社サンワ電気まで
埼玉県深谷市の有限会社サンワ電気では、工場・商業施設・幼稚園などの公共施設・店舗などから、マンション・アパート・戸建て等の住宅にも幅広く対応しています。
高所作業車やユニック車、バックホー等の設備も保有しており、30年以上の実績から、様々なご依頼を承っています。
「こういった仕事は対応できるの？」「他社で断わられたけど、対応可能？」等、ご相談からでも可能です。
お客様のご要望に真摯に向き合い、最適解をご提案させていただきます。
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