皆さん、こんにちは。埼玉県深谷市を拠点に、地域密着で電気設備工事を手掛けている有限会社サンワ電気です。
「以前と同じように工場を稼働させているのに、電気代が高くなった」
「社内で節電を呼びかけているものの、思ったほど電気代が下がらない」
「照明はLEDに交換したのに、工場全体の電気料金はあまり変わっていない」
このようなお悩みを抱えている工場の経営者様や設備担当者様も多いのではないでしょうか。
工場では、照明だけでなく、生産設備やモーター、コンプレッサー、空調設備など、さまざまな機器が大きな電力を消費しています。
そのため、単純に「こまめに電気を消す」といった節電だけでは、電気代削減の効果に限界があります。
結論からお伝えすると、工場の電気代を削減するためには、まず「いつ・どの設備で電気を多く使っているのか」を把握し、削減効果の大きい設備から順番に見直すことが重要です。
この記事で得られる3つの重要ポイントは以下の通りです。
- 工場の電気代が高くなりやすい理由
- 工場の電気代を削減する具体的な7つの方法
- 設備更新や省エネ対策の優先順位を決める考え方
電気代を下げたいからといって、いきなり高額な設備へ交換する必要があるとは限りません。
まずは、自社の工場でどこに改善余地があるのかを整理していきましょう。
目次
- 工場の電気代が高くなりやすい理由
- 工場の電気代削減は使用状況の把握から始める
- 工場の電気代を削減する7つの方法
- 工場の電気代削減で優先順位を決める方法
- 電気代だけを見て設備更新を判断しない
- 工場の省エネ設備は現地調査をしてから決める
- 埼玉県・群馬県で工場の電気代削減を検討するならサンワ電気へ
■工場の電気代が高くなりやすい理由
工場の電気代が高いからといって、必ずしも一つの設備だけに原因があるとは限りません。
工場では複数の大型設備を長時間稼働させるため、さまざまな要因が重なって電力使用量が大きくなります。
まずは、工場で電気代が高くなりやすい主な理由を見ていきましょう。
・生産設備を長時間稼働させている
工場では、
- 工作機械
- 搬送設備
- ポンプ
- モーター
- コンプレッサー
など、多くの電気設備を使用します。
一つひとつの設備の消費電力が大きいうえに、稼働時間が長くなることで、工場全体の電力使用量も増えていきます。
特に24時間稼働している工場や、複数の生産ラインを同時に動かしている工場では、設備の運転方法を少し見直すだけでも削減余地が見つかる場合があります。
・空調・換気設備の負荷が大きい
工場では、一般的な事務所や住宅と比べて空調効率が悪くなりやすい傾向があります。
たとえば、
- 建物が広い
- 天井が高い
- 搬入口などの開口部が多い
- 生産設備から熱が発生している
- 換気設備を常時運転している
といった条件があるためです。
「夏場だけ急に電気代が高くなる」という工場では、生産設備だけでなく空調設備の稼働状況も確認する必要があります。
・複数の設備を同時に稼働させている
工場では始業時などに複数の設備を一斉に起動しているケースがあります。
このように特定の時間帯へ電力使用が集中すると、最大需要電力が大きくなる可能性があります。
工場の電気料金を考える際は、月間の総使用量だけでなく、短時間にどれだけ大きな電力を使用したかも重要です。
そのため、設備の起動時間や稼働時間をずらす「デマンド対策」が、電気料金削減につながる場合があります。
・古い設備を長期間使い続けている
設備が問題なく動いているからといって、電力効率まで良いとは限りません。
古いモーターや空調設備、照明設備などは、現在の省エネ性能に優れた設備と比較すると、同じ仕事をするために多くの電力を使用している可能性があります。
ただし、「古いからすぐ交換する」のではなく、稼働時間や消費電力、修理費などを確認しながら更新の優先順位を決めることが重要です。
■工場の電気代削減は使用状況の把握から始める
電気代が高いと、「とりあえず照明をLEDにしよう」「古い設備を交換しよう」と考えてしまいがちです。
しかし、先に設備を交換してしまうと、本来もっと削減効果の大きい場所を見落としてしまう可能性があります。
まずは、工場で電気がどのように使われているかを整理しましょう。
・月々の請求金額だけでは原因は分からない
電気料金の請求書を見れば、「先月より高い」「去年より高い」といった変化は分かります。
一方で、請求金額だけを見ても、
- どの設備が原因なのか
- どの時間帯に電力を多く使っているのか
- 使用量が増えたのか
- ピーク電力が大きくなったのか
までは分かりません。
電気代を削減するためには、金額そのものだけでなく、その背景にある電力の使い方を見る必要があります。
・電気を多く使用している時間帯を確認する
次に確認したいのが、「いつ電力使用量が増えているか」です。
たとえば、
- 始業直後
- 生産量が多い時間帯
- 昼間の暑い時間帯
- 残業時間
- 夜間
などです。
始業直後だけ使用量が急増しているのであれば、複数設備の一斉起動が原因かもしれません。
夏場の日中に大きく増えているなら、空調設備が影響している可能性があります。
このように、時間帯を見ることで対策すべき設備を絞り込みやすくなります。
・電力を多く使用する設備を整理する
工場内の設備について、
- 消費電力
- 1日の稼働時間
- 稼働日数
- 稼働台数
を整理すると、どの設備が工場全体の電力使用量へ大きな影響を与えているか分かりやすくなります。
重要なのは、設備の消費電力だけを見るのではなく、「消費電力×稼働時間」で考えることです。
消費電力がそれほど大きくなくても、24時間動き続けている設備であれば、年間では大きな電力を使用している可能性があります。
・削減効果が大きい設備から対策する
工場全体で「全部少しずつ節電する」のも大切ですが、より効率よく電気代を削減するには、使用量の大きい設備から優先的に対策することが重要です。
たとえば、照明よりもコンプレッサーや大型空調設備の消費電力が圧倒的に大きい工場であれば、そちらを先に見直した方が削減効果を期待できる場合があります。
まずは「何に一番電気を使っているのか」を把握することが、省エネ対策の第一歩です。
■工場の電気代を削減する7つの方法
ここからは、工場で検討できる具体的な電気代削減方法を紹介します。
すべてを同時に実施するのではなく、自社の設備構成や稼働状況に合わせて優先順位を決めましょう。
・1 デマンドを抑える
工場の電気料金を見直すうえで重要なのが、デマンド対策です。
工場で複数の大型設備を同時に起動すると、一時的に大きな電力を使用することがあります。
そこで、
- 設備の起動時間をずらす
- 大型設備を同時に稼働させない
- 生産スケジュールを調整する
- デマンド監視設備を活用する
といった対策を行います。
たとえば、始業と同時に大型空調、コンプレッサー、生産設備をすべて起動している場合、それぞれの起動時間を少しずらすだけでもピークを抑えられる可能性があります。
ただし、生産効率を落としてしまっては意味がありません。
現場の作業工程と電力使用量の両方を確認しながら調整することが大切です。
・2 生産設備の待機運転を減らす
「使っていない設備だから電気を使っていない」とは限りません。
実際には、
- 休憩時間
- 段取り替えの時間
- 生産待ち
- 作業終了後
などでも設備が待機状態のまま電力を消費している場合があります。
特に大型設備が複数台ある工場では、こうした時間を積み重ねると年間の電力使用量に大きな差が出る可能性があります。
設備メーカーの仕様や安全面を確認したうえで、停止できる設備は不要な待機運転を減らしましょう。
・3 コンプレッサーやモーターを見直す
工場では、コンプレッサーやモーターが多くの電力を使用しているケースがあります。
特にコンプレッサーでは、
- エア漏れ
- 必要以上に高い圧力設定
- 無負荷運転
- 長時間の待機運転
などが電力の無駄につながる場合があります。
配管やホースからわずかにエアが漏れているだけでも、コンプレッサーはその不足分を補うために運転を続けます。
また、モーターについても、設備によってはインバータ制御を活用し、必要な出力に合わせて回転数を調整することで省エネにつながる場合があります。
・4 空調設備の運転方法を見直す
工場の空調設備は、建物全体の電気使用量に大きな影響を与える設備の一つです。
まずは、
- 設定温度
- 稼働時間
- フィルターの汚れ
- 吹き出し方向
- 使用していないエリアへの空調
- 室外機周辺の状態
などを確認しましょう。
必要以上に冷暖房を強くするのではなく、実際に人が作業するエリアを効率よく空調することも重要です。
また、古い空調設備を長期間使用している場合は、設備更新によって電力使用量を削減できる可能性があります。
・5 工場照明をLED化する
蛍光灯や水銀灯などを使用している工場では、LED照明への交換も代表的な省エネ対策です。
LED照明には、消費電力の削減だけでなく、
- 長寿命化
- 交換頻度の削減
- メンテナンス負担の軽減
などのメリットがあります。
特に天井の高い工場では、照明交換のたびに高所作業が必要になることもあるため、交換頻度を減らせることは大きなメリットです。
ただし、工場全体の電力使用量に占める照明の割合が小さい場合、LED化だけでは電気代が大きく下がらない可能性があります。
生産設備や空調などと合わせて考えることが重要です。
・6 古い電気設備を省エネ設備へ更新する
古い設備を最新の省エネ設備へ更新することで、電気代を削減できる場合があります。
ただし、設備更新には初期費用がかかります。
そのため、
- 設備の導入費用
- 年間の電気代
- 修理やメンテナンス費
- 今後の使用予定年数
を含めて判断する必要があります。
「新しい設備だから省エネ」という理由だけで交換するのではなく、費用対効果を確認してから決めましょう。
・7 太陽光発電などで購入電力量を減らす
工場の電気代削減では、「使用する電気を減らす」だけでなく、「電力会社から購入する電力量を減らす」という考え方もあります。
その一つが、自家消費型の太陽光発電です。
日中に稼働する工場であれば、屋根などで発電した電気を工場内で使用することで、購入電力量を抑えられる可能性があります。
ただし、
- 工場の屋根面積
- 屋根の状態
- 日中の電力使用量
- 設置費用
- 今後の工場利用計画
などを確認したうえで検討する必要があります。
すべての工場に適しているわけではないため、導入前に電力使用状況を確認することが重要です。
「電気代を下げたいけれど、LED化がいいのか、設備更新が必要なのか分からない」
そのような段階でも問題ありません。
工場によって電力を多く使用している設備や稼働時間は異なるため、具体的な工事内容が決まっていなくても、まずは現在の電気設備やお悩みを整理するところから始めることができます。
有限会社サンワ電気では、工場の電気設備に関するご相談に対応しています。
「何から見直せばいいか分からない」という段階でも、お気軽にご相談ください。
まだ具体的な設備更新が決まっていなくても大丈夫です。まずは現在の電気代や設備について、気になることからお気軽にご相談ください。
■工場の電気代削減で優先順位を決める方法
電気代削減策には、ほとんど費用をかけずにできるものから、大規模な設備投資が必要なものまであります。
重要なのは、いきなり大きな投資をするのではなく、段階的に取り組むことです。
・まずはお金をかけずに改善できる部分を見直す
最初に確認したいのは、設備の運用方法です。
たとえば、
- 設備の起動時間をずらす
- 不要な待機運転を止める
- 空調設定を見直す
- 使用していないエリアの照明を消す
- 生産終了後の設備停止を徹底する
といった方法です。
設備を購入しなくても改善できる部分であれば、比較的取り組みやすく、すぐに始められます。
・次に小規模な設備改善を検討する
運用改善を行ったあと、必要に応じて比較的小規模な設備投資を検討します。
たとえば、
- LED照明
- 人感センサー
- タイマー
- インバータ
- デマンド監視設備
などです。
設備ごとに導入費用と削減効果を比較し、費用対効果の高いものから進めていきましょう。
・大型設備の更新は費用対効果を確認してから行う
最後に検討するのが、
- 大型空調設備
- 生産設備
- モーター
- 高圧受変電設備
- 太陽光発電
などの比較的大きな投資です。
大型設備は削減効果が大きい可能性がある一方、導入費用も高額になります。
そのため、「電気代が下がるから」という理由だけで決めるのではなく、投資回収まで含めて検討しましょう。
■電気代だけを見て設備更新を判断しない
省エネ設備へ更新するか判断するとき、どうしても「毎月いくら電気代が下がるのか」に目が向きます。
もちろん重要な指標ですが、それだけで設備更新の良し悪しを判断するのはおすすめできません。
・投資回収期間を確認する
設備更新では、
設備導入費用÷年間の削減額
という考え方で、投資を何年程度で回収できるか確認できます。
たとえば、導入費用が大きい設備でも、長時間稼働しており年間の削減効果が大きければ、更新するメリットがあるかもしれません。
一方、使用頻度の低い設備では、新品へ交換しても費用を回収するまで長い期間がかかる場合があります。
・メンテナンス費用も含めて考える
古い設備では、電気代以外にも、
- 修理費
- 消耗品交換
- 部品交換
- 点検費
などがかかります。
電気代が少し安いか高いかだけでなく、設備を維持するためのトータルコストで比較することが重要です。
・故障による生産停止リスクも考える
工場では、設備が故障することで生産ラインそのものが止まってしまう場合があります。
電気代を節約するために古い設備を使い続けていても、突然の故障によって生産が停止すれば、電気料金以上の損失につながる可能性があります。
そのため設備更新は、
- 電気代
- 修理費
- 故障リスク
- 生産への影響
まで含めて判断する必要があります。
■工場の省エネ設備は現地調査をしてから決める
省エネ設備を導入する際は、インターネット上の情報だけで判断するのではなく、実際の工場を確認することが重要です。
同じ業種でも、工場によって電気の使い方は異なります。
・工場によって電気を使っている設備が違う
ある工場では空調設備の消費電力が大きく、別の工場ではコンプレッサーや生産設備が大部分を占めている場合があります。
そのため、「工場ならこの設備を交換すれば必ず電気代が下がる」と一律に判断することはできません。
・稼働時間を確認する必要がある
同じ設備でも、1日2時間しか使わない場合と、24時間連続で使用する場合では、省エネ設備へ更新したときの削減効果が大きく異なります。
設備の性能だけでなく、実際の使われ方を確認することが大切です。
・既存の電気設備を確認する必要がある
設備更新や増設では、
- 分電盤
- 動力設備
- 幹線
- 高圧受変電設備
など、既存設備の状態も関係します。
新しい設備だけを見て判断すると、導入時に想定外の電気工事が必要になることもあります。
・将来の設備増設も考える
現在の電気代だけでなく、今後の事業計画も重要です。
たとえば、
- 新しい生産ラインを追加する
- 機械を増設する
- 工場を拡張する
- 生産量を増やす
といった予定がある場合、現在の設備だけを基準に省エネ対策を行うと、数年後に再び電気設備を変更することになりかねません。
将来的な設備計画も踏まえて、電気設備全体を考えることが重要です。
■埼玉県・群馬県で工場の電気代削減を検討するならサンワ電気へ
工場の電気代を削減する方法は、照明をLEDへ交換するだけではありません。
まずは、
- どの時間帯に電力を多く使用しているのか
- どの設備の消費電力が大きいのか
- 不要な待機運転がないか
- デマンドを抑えられないか
- 古い設備を更新した方がよいか
などを確認し、削減効果の大きい部分から順番に改善することが重要です。
有限会社サンワ電気は、埼玉県深谷市を拠点に、工場や商業施設、公共施設をはじめとした幅広い電気設備工事に対応しています。
照明設備や動力設備、分電盤、高圧受変電設備をはじめ、工場のさまざまな電気設備についてご相談いただけます。
「工場の電気代が高くなったが、何が原因なのか分からない」
「LED化と設備更新のどちらを優先すればいいか相談したい」
「今後の設備投資も含めて、電気設備を見直したい」
といった段階でも構いません。
具体的な工事内容が決まっていなくても、現在の設備状況やお悩みを確認しながら、必要な対策を整理していくことができます。
埼玉県・群馬県で工場の電気代削減や省エネ設備をご検討の方は、まずは有限会社サンワ電気までお気軽にご相談ください。
「まずは何を見直せばいいか聞いてみたい」という段階でも大丈夫です。電気代や設備について気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。

